大学の歩き方>大学で必要なスキル、「主体性」

最初の記事で、
大学生活におけるキーワードは
「主体性」
と書きました。

ここではそのことについて、
少し具体的に見ていきましょう。

高校までの学校生活とは、
「与えられたものを消費する」
スタイルだったと思います。

「いやいや自分はやりたいことを
自分なりに選んできてやってきたつもりだ」

という方がいるかもしれませんが、
その「やりたいこと」でさえ、
学校という枠組みが用意してくれたものなのです。

例えば部活動。

これは当たり前に学校側が用意してくれているものですし、
部活動の数も限られているため
スムーズに部活生活がエンジョイできますよね？

それから塾や家庭教師をつけて勉強に勤しんだ人、
バイトを頑張った人、
など様々な人がいると思います。

ですがよく考えてみてください。

塾や家庭教師は「高校生」という枠組みの中で機能するものですし、
バイトだって「高校側の許可」が
あるからこそできるものではないでしょうか？

そう考えてみると、
本当に「主体的」に無から生活を作り上げたわけではなく、
「高校」という縛りが
かなりはたらいていたことがわかります。